Confluence ケーススタディ - Dow Jones

所在地
本部は米国ニューヨーク市、96 都市に事業所を持つ
分野
デジタル/活字メディア
wiki を使用する従業員の数
全世界に 350 人
主な用途
システムやプロセスの文書化、部門間や部門内の協同作業、企業監査のバージョン管理
Confluence スペースの数
33
Dow Jones Online 最高技術責任者、ジェイミー・シンゲルスタッド氏へのインタビュー
世界中の人たちが必要不可欠なビジネスおよび経済のニュースや情報源としてウォール・ストリート・ジャーナル誌、MarketWatch.com、Barron's、およびその他の Dow Jones 社の活字/デジタル出版物に頼っています。Dow Jones 社内では、地理的に分散した事業部門や技術部門間での協同作業と情報の共有の手段として Confluence に頼っています。
Dow Jones ではかなり前から wiki を使用されているようですね。そもそもなぜ wiki を採用したのですか?
私は社内と社外を問わず wiki を周りに勧めてきました。おそらくこれが社内で少ない資産でも活用できる最も優れたツールだと思うからです。Dow Jones ではコンテンツ管理に wiki を使いたがっていた数人のエンジニアから何年も前に話が持ち上がりました。そこで、OpenWiki を採用してリッチテキストの WYSIWYG 編集機能がなくても問題ない技術部門で試してみました。
wiki を採用したことで社員がシステムの文書作成に活用している様子を見て非常に感銘を受けました。これまで何年試してもうまくいかないことだったからです。驚いたのは製品マネージャーや技術職以外の社員たちも大いに活用していたことです。wiki はあらゆるユーザーがシステム、プロセス、プロジェクト、アイデアなどを文書化したり共有したりしてコミュニケーションを行う優れた協同作業スペースになりうることを証明してくれました。この協同作業プロセスは本当に魔法のようです。これが wiki の実力ですね。
「おかしなもので、wiki の話をすると最初に言われる言葉は『誰もが編集できるものなんてあったら大変だ。何が起こるか考えてもみなよ。』そこで私はこう言うのです。『そうだね、考えてみよう。みんな実際に協力し合うかもね!』」
Dow Jones Online 最高技術責任者、ジェイミー・シンゲルスタッド
OpenWiki から Confluence に乗り換えたのはなぜですか?
OpenWiki は時代遅れのオープンソース プロジェクトでしたし、技術系以外のユーザーには使いにくいものでした。編集に旧来のテキストマークアップを採用していて、添付ファイルのサポートもかなり雑でした。社内での使用頻度が高まるにつれて、見た目の良いページが簡単に作れ、柔軟性があり、企業での使用に拡大しうるソリューションが必要になっていきました。
使いやすさという面で言うと、新しい wiki ソリューションに求める主な要件は 3 つありました。添付ファイルのサポートが堅固であること、検索性が高いこと、そして WYSIWYG 編集が可能なことです。Confluence はこれらすべてに当てはまっていました。
また、アクセスコントロール、シングルサインオンを使用するための LDAP の統合、複数のデータセンターを利用した冗長性などの企業向けの機能を備えたシステムが必要でした。Confluence はこうしたことも行うことができます。Confluence API を使用して OpenWiki から Confluence に移行する独自のツールを作成し、コンテンツを移行しました。
どのように Confluence を社内に導入したのですか?
単に切り替えただけです。Confluence で最もお気に入りの点の 1 つはこれでした。オンラインドキュメントがしっかりしているので、ユーザーにアカウントを作って自由に使用してもらうことに抵抗を感じませんでした。
社員の方たちは wiki を使ってどのようなシステムやプロセスを文書化したり協同作業を行っているのですか?
すべてです! 山ほどある当社のソフトウェア開発プロジェクトの文書化に Confluence を活用しています。要件や使用事例から始まり、本格的な展開マニュアルに至るまですべてです。本当に、全プロセスを通じて活用しています。
エンジニアは自分の作業やシステムの文書化に使用しています。技術リーダーは最良の実践例の推進、プロジェクトマネージャーはプロジェクトの運営や作業範囲、進捗、課題、リスクなどの情報伝達に使用しています。また、製品マネージャーはプロジェクトの要件の文書化に活用し、技術チームは契約書、連絡先の情報、進捗などの共有に使用しています。
「この協同作業プロセスは本当に魔法のようです。これが wiki の実力ですね。」
Dow Jones Online 最高技術責任者、ジェイミー・シンゲルスタッド
Confluence を初めに想定していた用途とは別の目的で使用していますか?
当初は技術チームがシステムを文書化するのに活用しようと思っていましたが、今ではグループや部門間でコミュニケーションや協同作業を行うのに使用しています。Confluence は当社の事業グループや技術グループ間で情報をやり取りする中心点となりつつあり、皆が便利なツールだと気づくにつれて組織内で急速に広がっていきました。
Confluence を導入してからワークフローや文化に何か変化はありましたか?
はい。Dow Jones のさまざまな事業チームや技術チームで Confluence を使っているのですが、彼らは Confluence で情報やアイデアを共有する新しい方法を常に生み出しています。プロジェクトチームが自律的に集まって協同作業を始めるので、毎日 20 ~ 30 ページが新しく作成されています。計画倒れに終わるものもありますが、それは大した問題ではありません。最近ではソフトウェア開発チームやプロジェクトチームが進捗ミーティングでプロジェクターに Confluence を映し出しているのがおなじみの光景になっています。
wiki を選ぶ際にアクセスコントロールが重要な要件の 1 つだとおっしゃいましたが、Dow Jones でこれが重要な機能である理由は何ですか?
おかしなもので、wiki の話をすると最初に言われる言葉は「誰もが編集できるものなんてあったら大変だ。何が起こるか考えてもみなよ。」そこで私はこう言うのです。「そうだね、考えてみよう。みんな実際に協力し合うかもね!」 とは言え、グループ別や個別ユーザー別に編集や表示を制限できる機能が Confluence にあることは重要です。実際はほとんど使われていませんが、導入当初のこうした反発に対処する手っ取り早い方法なのです。皆にはこう話しました。「wiki 本来のスタイルではないけどこういうこともできます。やり方はこうです。」
アクセス コントロールは別の問題も解決してくれます。wiki の採用が広がるにつれて監査手続きを適宜調整していく必要が生じました。たとえば、会社の監査プロセスに網羅されるように、標準の操作手順や障害復旧計画を Confluence に保存しています。以前は DocuShare を使っていましたが、文書管理の監査記録機能に柔軟性がなく、誰も使いたがりませんでした。Confluence では改訂を追跡したり編集権限を制限できるため、監査管理の基準を満たすことができます。wiki と監査という組み合わせは奇妙かもしれませんが、Dow Jones では重要なものです。
「Confluence は当社の事業グループや技術グループ間で情報をやり取りする中心点となりつつあり、皆が便利なツールだと気づくにつれて組織内で急速に広がっていきました。」
Dow Jones Online 最高技術責任者、ジェイミー・シンゲルスタッド
Dow Jones Online で Confluence を使用するメリットは何ですか?
最大のメリットは、多様な情報ニーズの中心点となっていること、コミュニケーションがより活発になること、それとグループ間の協同作業を促進してくれることです。社員間のアイデアの共有の本当の価値をどうやって測れるでしょうか? それ以外の優れた点として、メールと違って Confluence では記録が永久に残るため情報をたどりやすいということがあります。地理的に分散した作業環境にある場合はこれが重要な問題となります。
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